極上の、島じかん。EMストーン・トリートメント体験記

沖縄の中部に位置する、北中城村。大型ショッピングモールからほど近い、風がよく通るオーシャンビューの丘に建つのは、「暮らしの発酵」をコンセプトにしたEMウェルネス 暮らしの発酵ライフスタイルリゾート(旧ホテルコスタビスタ沖縄＆スパ)。あらゆる場面でふんだんに善玉菌（通称EM菌）が作り出した発酵液を使っている、別名EMホテル。 今回のお目当ては、ホテルに併設するスパでのEMリングストーン・トリートメント。 このホテルのスパは、宿泊施設やレストランとは独立した別館にある。コスタビスタを訪れるたびに感じることだが、このホテルは本当に「リラックス」を大切にしているな、と思う。別館に足を踏み入れると、ここにも本館同様、EMホテルならではの「爽やか」なおもてなしに感動。スタッフの対応や笑顔からそう感じるだけでなく、シンプルでクリーンな自然派インテリア、壁や床など、いたるところにEMが使用されているそう。そのせいか、靴を脱いで裸足になると、知らずのうちに深呼吸している自分に気づくはず。  

個室でゆったり贅沢、島じかん

受付カウンターで予約の旨を伝えると、大浴場の利用を尋ねられる。今回は慌ただしいスケジュールなので、残念ながら大浴場の利用はなし。もちろんトリートメントの後に予定がなければ、ゆっくり大きな湯船に浸かるのが絶対におすすめ。大浴場では日によって、様々なお湯が楽しめる。その上、もちろんシャンプー等アメニティも含めてすべてが贅沢にEM尽くしで自然派なのだ。

今の体調をカウンセリングしてもらった後、スタッフの方に案内され、個室へ向かう。ドアの向こうには窓から緑の影と木漏れ日が差し込む、白を基調とした明るくラクジュアリーな空間が広がっている。着替えた後に好きなアロマをチョイスし、ベッドに横たわる。EMリングストーン・トリートメントは初体験なので、ちょっとテンションが上がり気味。アロマの香りに癒され、心地よい音楽の流れる優しい部屋の雰囲気に包まれていると、少しだけ眠いような、既にリラックス気分になってくる。  

ココロもほどけるあたたかさ

EMリングストーンとは、ドーナツの形をしたセラミックスのこと。日々のデスクワークに疲れてコリ固まった肩や背中に、温めたEMリングストーンを充ててもらうと、じんわりと温まってきて、コリがほぐれてくるのがわかる。体がゆるゆると伸びていくにつれ、心もふんわり、ほぐれていく。こちらのトリートメントはオール・ハンドで丁寧に行われ、ほどよい強さで全身くまなくマッサージしてもらえる。いつの間にか、心地よい眠りに落ちていた。

施術を終えて目覚め、ゆっくりと体を起こしてみる。あれ、なんだか体が軽い！全身の血のめぐりが良くなったせいか、手足の先もポカポカと温かい。たっぷりと時間を取ってくれているので、急ぐことなく個室に備え付けてあるバスタブで贅沢なおひとり様時間。大浴場には行けなかったが、ほぐれたカラダをさらに癒す。

ラウンジで沖縄産の無農薬野菜を使用したグリーン・スムージーを頂きながら、アフターカウンセリングも丁寧に行ってもらえた。野菜ももちろん、いい菌たちが土を発酵させてくれたおかげで健康においしく育った無農薬野菜。 ここの利用者は、旅行で沖縄を訪れる人たちだけでなく、私のような地元のファンもリピーターに多いとのこと。背伸びしなくて大丈夫、ちょうど心地良い特別感が嬉しい場所だ。沖縄の太陽みたいに明るくて、優しくて力強いスタッフの方にお話を聞きながら、思っていた。近くにお気に入りの場所ができてラッキー！   強行スケジュールの出張後は、いつもドロドロに疲れて寝込んだりするのに、出張中もフットワーク軽く過ごせ、今回は沖縄に戻ってもずっと元気に動き回れていた・・・これは絶対に、EMパワーのおかげだ！EMストーン・トリートメント、ぜひご体験を。かなりオススメです。