プランター菜園で安心♪おいしい♪自家製野菜

おうち時間が増えた今、気分転換しながら食材も手に入るとのことで、家庭菜園が大人気!畑でアーシング、体を動かして、運動不足の解消にも◎なんといっても、採れたての新鮮な野菜が手に入るのが家庭菜園の最大の魅力。 畑や庭がなくても、プランター栽培なら、小さなスペースで手軽に栽培できます。1年中楽しむことができるプランター菜園始めませんか?  

 

準備するもの

 

種または苗

苗を購入して植え替えるのが最も手軽にできます。ただ、種からこだわりたい場合は、固定種や農薬不使用の種をインターネットなどで購入することができます。

 

プランター

深さ35cm以上のものを選ぶと、トマトやミニニンジン・大根等、大抵の野菜を育てることができます。リーフレタスやホウレン草などは浅めのプランターでも育てられます。育てたい野菜によってプランターを選びましょう。

 

赤玉土

排水を良くするために、プランターの底に敷きます。中~大粒を選びましょう。

ジョウロ・スプレイヤー

水まき用。種から育てる場合は、発芽後にやさしく水をかけるためにスプレイヤーも用意しましょう。葉にもEM Gardenをシュッシュするためにもスプレイヤーがあると便利です。

 

EM Garden

植物にも善玉菌の発酵力をプラス!毎日の水やりに500~1000倍に薄めて使用します。植物に元気がない時は、葉の裏側にもスプレーしてあげましょう。

 

品質の良い培養土

プランター初心者は、ホームセンターなどで「水はけがよい」「保水力がある」などと書いてある土を購入してくるのがカンタン。また、病原菌や雑草の種の混入がない、高温加熱殺菌済みで、完全発酵した天然有機成分が入ったものがおススメです。

 

支柱

トマトやナスなどの背が高くなる野菜を育てたい時には支柱を使うと便利です。  

 

手順

初心者でも育てやすい、ルッコラの栽培方法です。

1.プランターに赤玉土を敷き、その上に培養土を入れる。

土の量は、プランターの上部を約2cmほど開けます。

 

培養土は乾燥した状態で販売されているものが多いため、プランターに入れてから水をまくだけでは土がきちんと吸水しない場合があります。培養土の袋の中で、水で1000倍に薄めたEM Gardenをしっかり土に含ませましょう。 できるだけ、風通しがよく日当たりの良い場所に置いて育てるようにしましょう。夏場の直射日光が当たるベランダなどでは、温まったコンクリートの熱がプランターの下部から作物に伝わり、根が弱ってしまうため、すのこを敷くなどして熱を逃がす工夫が必要です。  

2.プランターの表面に深さ5mmほどのまき溝を作り、溝に沿って種をまく。

1つのプランターで2列栽培する場合は、間隔を10cmほど空けましょう。

 

土を被せる時は、指でトントンと軽く抑えるようにして、土と種をほどよく密着させてください。 土に直線の溝をつけ、その溝に沿って一直線に種をまくことを、「条(すじ)まき」と言います。 植物が一列に揃うので、その後の作業がしやすくなります。  

3.水やりをする。

発芽までは、土の表面が乾かないように、スプレイヤーで優しく水をかけます。発芽後は暑い昼間を避けて涼しい朝や夕方に水をやりましょう。 種をまいて本葉が出るまでは、EM Gardenを1000倍以上に薄めてスプレイヤーで水やりをしましょう。 本葉が出てからは500倍に薄めてジョウロで水やりをします。  

4.間引きをする。

種まきから5~7日後の様子

 

間引き1回目の様子

 

【間引き1回目】 双葉が出そろった頃を見計らって、2~3㎝空けるように弱々しい芽を選んで間引きます。間引く時はハサミで根本から切りましょう。 手で引っこ抜いてしまうと、まだ土にしっかり根付いていないため、周りの芽も巻き添えになってしまいます。 【間引き2回目】 本葉が4~5枚前後になった頃に、4㎝ほど間隔を空けるように再び間引きます。株元が倒れそうな場合は土寄せして補強をしてあげましょう。 間引きした芽は、サラダや味噌汁に入れて食べます。   5.間引きながら収穫をする。

本葉がたくさん増えてきたら、隣の葉と重なりそうな葉を、外側の葉から少しずつ収穫します。外葉を間引きながら収穫することで、長く楽しむことができます。

株ごと収穫する場合の目安は、30日~45日後。間引きと同じように根元からハサミで切ります。収穫する時に引き抜くと、隣にあるルッコラの根を傷つけてしまうのでハサミがおススメです。 ※温かい季節はアオムシが発生することがありますので、見つけ次第取り除きましょう。  

収穫した葉はピザやサラダに!  

 

初心者でもカンタン!春のおススメプランター野菜

 

小松菜

 

種まき時期:3~10月 収穫時期:種まきから1ヶ月程度 小松菜は、暑さにも寒さにも比較的強く、一年中種まきして収穫することができます。  

 

ラディッシュ(二十日大根)

種まき時期:3~5月または9~10月 収穫時期:種まきから1ヶ月程度 ラディッシュは根菜ですが、小さいのでプランターでも育てられます。色んな品種があり、種を選ぶのも楽しみの一つです。  

 

ミニトマト

種まき時期:3月/植え付け時期:4~5月 ※初心者の方は苗からがおすすめです。 収穫時期:7~8月 ミニトマトは元々高原地帯で自生している野菜です。そのため、実が付いてから乾燥気味に育てると、甘みが強くなります。  

 

Information
ガーデニング用発酵液「EM Garden」
その他
善玉菌の力で、プランター菜園や家庭菜園のサポートをします。

この記事を書いた人

里菌 かこ
「暮らしの発酵通信」ライター/発酵ライフアドバイザーPRO.

微生物関連会社に10年務め、農業・健康・環境などあらゆる分野での微生物の可能性について取材し、業界紙に掲載。発酵ライフアドバイザーPRO.の資格を取得し、発酵食品についても広く知識を深める。ライティングだけではなく、ワークショップ講師やイベント企画も務める文武両道の発酵ライター。

関連記事