暮らしの発酵的健康対策(動画あり)

コロナウィルスが世間を騒がせており、自宅で過ごす時間が多くなった方が多いかと思います。おうちの中にいると体がなまってしまう人が多いので、よりいっそう食事や生活習慣に気をつけた生活が必要ですね。 暮らしの発酵的健康生活をお伝えします。

1.体の中(腸内):発酵食品を食べる

私たちの体には「免疫細胞」があり、それらが悪玉菌やウィルスなどと戦ってくれると、私たちは健康であり続けることができます。腸の中には、その免疫細胞が体全体の7割も!! 腸内細菌のバランスが整うと、免疫細胞も活性化することが知られています。 発酵食品は腸内細菌を元気にする食物繊維や酵素、菌体などがたくさん。発酵食品を積極的に摂り入れて、体の中から元気になりましょう。

腸が元気になる発酵食レシピ一覧はこちら>>  

2.体の外(皮膚・衣類):無添加石けんを使う

新型コロナウィルスにはアルコール消毒が有効だと言われています。ですが、アルコールを使いすぎて肌が荒れてしまっている方もいるとかいないとか。 私たちの肌には「常在菌」と言って、肌の表面にも菌がたくさんいて、健康な肌を守ってくれています。アルコール消毒で、常在菌も死滅してしまい、肌が荒れてしまうということも。 適度にアルコールを使用し、手洗いや洗濯には無添加石けんを上手に活用していきましょう。

2-1.しっかり手洗い

手洗いは感染症予防の基本中の基本。 手洗いをしっかりと行っているつもりでも、洗い方が不十分だと感染対策がしっかりできません。正しい手洗いを行ってウイルスを予防しましょう。

「感染症予防:しっかり手洗い」はこちら>>  

2-2.石けんでお洗濯&EMリンス

化学合成洗剤や柔軟剤を使用して洗濯をした衣類を着ていると、身体に有害性のある化学物質が皮膚から吸収されます。 私たちの皮膚には「常在菌」という菌たちがたくさんいて、肌を健康に保ってくれたり、外からの刺激から守ってくれています。化学物質によって、常在菌のバランスが崩れると、肌のバリア機能が壊れてしまうため、無添加の石けんを使って洗濯をしていきましょう。 石けん洗濯で衣類のゴワゴワが気になる場合は、暮らしの発酵液EMWを柔軟材代わりに使えばふんわり仕上がります。

「肌バリアを守る!石けん洗濯7つのコツ」はこちら>>  

2-3.マスクの内側にもEMW

ニオイがこもりがちなマスクにも、50倍に薄めたEMWの希釈液をシュッ。

 

3.家の中:暮らしの発酵液「EMW」で善玉菌環境をつくる

家の中で暮らすということは、家の中の空気を常に吸っています。大自然に行くと、思わず深呼吸したくなりますよね?おいしい空気、いい空気とは、善玉菌環境にある空気といっても過言ではありません。

外出規制がされている中、おうちの中を善玉菌いっぱいの「いい空気」にして、健康にいい発酵空間を作りませんか?イメージは、「おうちの中で森林浴」!

EMWは善玉菌が入った、お掃除・消臭用発酵液。お掃除をしながら、善玉菌の発酵空間づくりができちゃいます。

【薄め方の目安】

・(基本)50倍希釈=200mlのスプレイヤーに4cc(約小さじ1杯)
・(応用)10倍希釈=200mlのスプレイヤーに20cc(小さじ4杯) ※薄めたEMWはその日のうちに使い切りましょう。

3-1.部屋中にEMWをふりまく

50倍に薄めたEMWを、ところかまわずふりまきましょう。EMWは化学物質を一切使用していないので、液体が肌についても吸い込んでしまっても大丈夫。赤ちゃんやペットがいるご家庭でも安心して使えます。

室内空気の大切さについて詳しくはこちら>>

カーテンやクッション等の布性のものにもシュッシュしておくと、ホコリも付きにくくなります。お子様のぬいぐるみなどにも◎。

 

3-2.ふりまきついでに床掃除

部屋中にところかまわずスプレーすると、床が濡れてしまいます。フローリング用のモップで塗れた床を拭き取れば、ついでに床掃除。畳やフローリング、タイル等、どんな素材の床でもOK。

 

3-3.布団はふかふか、枕もスッキリ

50倍に薄めたEMWを布団にシュッシュしておくと、ふかふかに!

枕にもシュッシュして天日干しすれば、ニオイもスッキリ。

善玉菌に包まれて、心地よい眠りを。  

3-4.気になる場所には10倍希釈で。

人がよく触ったりして汚れなどが気になる場所にはEMWを10倍に薄めた液を。EMWの使用希釈目安は50倍ですが、気になる場所には濃いめにしてもOK。

濃くすると、EMWのかんきつ系の香りが少し強くなりますが、原材料由来の香りなので香り残りはないし、より酸性が強くなる(10倍希釈で約pH4.2)ので、汚れも落としやすくなります。

食卓のテーブル拭きに。

ドアノブや玄関、手すりなども、10倍に薄めたEMWをシュッとして雑巾で拭きます。

トイレ掃除にも、便器や便器の中にEMWを吹きかけて雑巾でふき取るか、ブラシで磨いてください。

その他、EMWを使用したお掃除術はこちら>>    

先の見えない不安を抱え続けるよりも、今できる健康対策で、日々の暮らしを快適にしましょう!田中佳医師による「ウィルス感染対策のポイント」も参考にしてみて下さいね!

この記事を書いた人

里菌 かこ
「暮らしの発酵通信」ライター/発酵ライフアドバイザーPRO.

微生物関連会社に10年務め、農業・健康・環境などあらゆる分野での微生物の可能性について取材し、業界紙に掲載。発酵ライフアドバイザーPRO.の資格を取得し、発酵食品についても広く知識を深める。ライティングだけではなく、ワークショップ講師やイベント企画も務める文武両道の発酵ライター。

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