
日本酒の蔵元ではぞくぞくと蔵開きが始まるこの季節。新鮮な酒粕が手に入りやすくなりますね。
酒粕は簡単に言うと、日本酒の元となる「もろみ」を液体(日本酒)と固体(酒粕)に分けたもの。“カス”なんて名前がついているけどとんでもない!酒粕には、体内を掃除してくれるレジスタントプロテインや美白成分などが含まれていて、健康や美容の強い味方。
洋風にアレンジして、今年のクリスマスメニューに発酵レシピを加えてみては?
材料
- 成分無調整豆乳 1リットル(200ccほど温めておく)
- 酒粕 60g
- ニンニク 1片
- オリーブオイル 適量
- ローリエ 1枚
- 玉ねぎ 1/2個
- あさり(殻付き) 150g
- 里芋 中1~2個(茹でてつぶしておく)※
※里芋はとろみをつけるために使用しています。もっと簡単にとろみをつけるなら、葛粉を水に溶いて4.の段階で加えてください。
作り方
- 鍋にオリーブオイルを引き、刻んだニンニクとローリエを入れて香りが立つまで弱火で熱する。
ローリエの葉は割ると香りが出やすくなります。
- 香りが出てきたらみじん切りにした玉ねぎをしんなりするまで炒め、あさりも加えて炒める。
軽く炒めてから、あさりの口が開くまでフタをして待つ。
- すり鉢(ボウルでも可)に酒粕を入れ、温めておいた豆乳を少しずつ加えて酒粕を溶く。

全体がペースト状になったら、つぶしておいた里芋を加えて混ぜる。
(写真が汚くてすみません。。。)
- 温めなかった残りの豆乳を鍋に入れ、3.のペーストを加えて煮込み、味がなじんだら完成。
【注意】酒粕には微量のアルコールが含まれています。アルコールが気になる場合は、蓋を開けたまま加熱し、アルコール分を飛ばしてください。
完食後記
乳製品を使用していないので、さっぱりとしているけれど、酒粕のコクがあり、おいしくいただけます。牛乳や生クリーム、炒める時にバターを使用すれば、さらにコク感がアップしたクラムチャウダーができますよ。
アサリを炒める前に、角切りにしたジャガイモなどを加えると、さらに「食べるスープ」として食事の一品に。
もっと酒粕感がほしい方は、お好みで調整してください。